2008年3月12日水曜日

大黒柱と大梁

大黒柱と大梁との結合部分はこの写真のとおりである。表面からは何も見えないけれど、この中にはいろいろな細工があるわけだ。初代亀吉ほかの署名があるのは、どうやらこの写真の反対側のようである。左奥は、一階が台所、二階が寝室になった。




それにしても我らが初代亀吉の署名が他の二人からやや離れているのが気になる。棟梁である末太郎と富太良は同格の熟練大工であったのに対して、亀吉はまだ見習い大工であったのだろうか。年齢も一番の年下であったのかもしれない。

しかしよく見れば、亀吉の筆跡はあとの二人よりもかなり達者であるように見える。案外亀吉は腕のいい古参の大工であったが、棟梁にはなれない家系の人であったのかもしれない。

この署名一つを見ているだけで、いろいろなことを考えさせられるものだ。

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