棟木の上に若干の空間が空いているのが見える。これでもともとの屋根を約30cm高く持ち上げている。なぜこんな工夫をしたのか。
こちらの写真は和室である。
障子の上の太い横板に細長い三つのくぼみが見える。このくぼみは単なる飾りではない。もともとはその30cm上にある斜めの垂木がそこにはまっていた。くぼみの高さは床から160センチほど。つまり初代亀吉が建てた土蔵のままでは壁際に立つと、頭がつかえるのである。
土蔵は人がいつも住む建物ではないからそれでも良かったが、住まいとしては窮屈だろう。こんな風に屋根の全体を持ち上げることによって、四代目は快適な生活を保証されているのである。ありがたい。
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