
岩手県北部の小さな町一戸に、引き取り手がなければ取り壊すしかない古い土蔵があるので見てみないか、との話があった。下の写真は2006年9月30日、初めて土蔵を見に行ったときのもの。屋根と壁の一部が崩壊していた。大黒柱の基礎が弱くなったために、まず屋根がおかしくなって雨漏りがするようになり、影響が壁に及んでいったとのことであった。しかしその大黒柱は幅40センチ以上あるケヤキ材で、基礎部分以外はしっかりしていたし、屋根を支える梁も垂木も大部分が健在であった。 だがまもなく積雪の季節が来る。もう一度雪の季節を越せば、建物へのダメージはますます拡大するだろうとのことであった。決断するのにほとんど迷いはなかった。
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