吹き抜けに転落するのを防ぐために、周囲には手すりを付けてもらった。今のところはこれも白木のままであるが、いずれ床板とともに、薄汚れた感じに塗装をするつもりである。そんな塗装技術をいつのまにか習得してしまったようである。
ともかく一つの懸案がこれで片付いたわけだが、振り返って、最初から煙突を垂直にしておけば、今回の面倒も出費もなくてすんだはずである。しかし吹き抜けの周囲にキャットウォークをつけることは、設計図面の段階ではおそらく想像できなかったであろうと思う。
もともと広い吹き抜けがほしかったのだが、どれくらいの広さがあれば十分なのかは、図面では到底判断できない。当初の吹き抜けは八畳分の広さであった。これだけあれば十分開放的であろう。事実そうであった。それがついにキャットウォークに五畳分を削られて、結局三畳にまで縮んでしまった。この数字だけで見ると、随分狭くなったことになるが、キャットウォークは吹き抜けの開放感をあまり邪魔していない。つまり床よりも、壁の位置が変わっていないことが重要らしい。そんなことも実際に作ってみて初めて分かったことである。ちなみに最初のキャットウォークはL字型であった。今回の増設で一辺が増えてコの字になった。
家は住んでみないとわからないことが多い。常に未完成の状態にあって、少しずつ手直ししながら好みに合わせていくしかないのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿